【気を抜くな!面接はここから始まっている】障がい者の面接マニュアルと質問・逆質問対策

障害者の面接マニュアル

障がい者の就職や転職で、とても大切な面接は対策が出来ます。

その対策は2つです。

  • 合理的配慮が明確なこと
  • 一般常識とコミュニケーション力

まず障がいに対する合理的配慮を明確にすることは、採用する企業に雇用できると確信を持たせるためです。

これはが不明確だと、何の配慮が必用なのか解らないので採用に至りません。
実際の多くは、書類選考で確認をして面接で確認になります。

なので、対策としてはナビゲーションブック等を作成して応募書類と一緒に提出して、それと同じ回答を面接で出来れば問題ありません。

次の一般常識とコミュニケーション力は一緒に働く企業の一員として向かい入れることが出来るか見ます。

これは、ナビゲーションブックでは対策出来ません。
ですが、覚えることにより対策は出来ます。

そこで、当メディアでは対策用に面接マニュアルを作成しました。
これを読んで、しっかり対策をしてください。

ここのマニュアルとナビゲーションブックと併用することで面接対策がしっかり出来ます。

ナビゲーションブックについては、こちらの記事をお読み下さい。

ナビゲーションブック説明と作り方とDL

面接の基本

面接のマニュアルと対策を読み進める前に、まず基本となる服装と身だしなみを解説します。
これは、初対面の人への印象付けになるので大事です。

面接官に好印象を植え付けましょう。

服装

服装は、就職活動をしている学生はリクルートスーツが無難です。

ですが、転職活動をしている社会人は、面接を受ける企業に合わせれば良いです。
私の在籍していた会社では、面接時の服はカジュアルOKです。

とは言え、スーツ以外が一番難しいです。
デザインも色も常識の範囲で決めるようにしましょう。

例として無難な服装をあげておきます。

-男性-
面接カジュアル男性
ネクタイは無くても良いです。
ジャケットはある方が良いです。

色は、派手で無ければ問題ありません。

シャツは襟付きでしっかりパンツにINしてください。

POINTは、靴です。
革靴で無くても良いですが、きれいにしておきましょう。

革靴は磨いておくこと。

私の場合ですが、この靴はしっかりチェックします。
服装は良いのですが、靴が汚い人がいます。

靴で採用が決まるわけではありませんが、一般常識のマイナス面として見ます。

そんなことで、マイナスにならないように出来る事はやっておきましょう。

-女性-
女性面接カジュアル
ジャケットは必須ではありません。
季節に合わせて決めれば良いです。

NGなのは、肌の露出が多い服と、かかとが出るようなサンダル的な履き物です。
あと、派手な刺繍などのデザインもよくありません。

男性も女性も、もしどうしてもスーツ着用の面接を求められるとき、スーツがない場合は無理に購入する必用はありません。
ただし、事前にスーツで無いことを伝えましょう。

身だしなみ

-男性-
髪型、髭は綺麗に整えてあり常識の範囲であれば、問題ありません。

  • モヒカンやドレッドなどはやめておきましょう。
  • 無精髭はNGです。

個人的には、ドレッド好きです。
面接でNGな髪と髭
爪は短く切っておきましょう。
鼻毛も確認してください。

香水は、ない方が良いですが、夏場などは制汗スプレーは必用です。

あと、汗が出る事も想定してハンカチやハンドタオルなどはポケットに入れておきましょう。
汗が出たままや、垂れるのは見た目が良くありません。

-女性-
髪型は整えてあり、カラーも派手で無ければ良いです。

ピアスやネイルアートも良いです。
ただし、あまりに派手なデザインは避けておきましょう。
面接時のネイルアート
ネックレスやブレスレットも駄目ではありませんが、一部の企業では良く思わない事もあるので、控えめにしておくのが無難です。

香水は香りが強くなければ問題ありません。

男性も女性も地味にする必用はありませんが、清潔感があり爽やかな感じが好印象です。

14の障がい者の面接対策

当メディアの面接内容は、採用で実際に行ってきたリアルな内容に基づきます。

まず面接の流れと内容を覚えましょう。
面接は、面接室に入る前から始まっています。

気を抜いてはいけません。

  1. 最寄り駅から気を張る
  2. 受付
  3. 待合室での過ごし方
  4. 入室の仕方
  5. 席の選び方と座り方
  6. 荷物
  7. 挨拶
  8. 履歴書・職務経歴書の渡し方
  9. 自己紹介
  10. 質問への受け答え方
  11. 障がいについて聞かれた場合
  12. 逆質問
  13. 退室の仕方
  14. 面接後の大切なこと

それでは、一つずつ解説をしていきます。

1.最寄り駅から気を張る

面接は面接室はおろか、受付に一歩入る前から始まっています。
最低でも、最寄り駅から始まっていると思いましょう。

企業の中で、あなたと対面して面接をする人は担当者の1人、もしくは2人かもしれませんが、人事の採用には何人も関係者がいます。

あなたの面接には同席しない人事の顔はあなたには解りませんが、企業側の人事関係者はあなたを認識しています。
企業の近くになればなるほど関係者かもしれない人がうじゃうじゃいます。

実際、私はヒューレット・パッカードでもアクセンチュアでも受付の印象をチェックしていました。
受付に来たときの対応から受け答え、立ち振る舞いなど色々と後で聞きます。

面接官の前だけ自分を作っても駄目なんです。
もちろん面接の評価対象になります。

対策

家を出た時から面接が始まっていると気を引き締める。

注意点

誰が何処から見ているか解りません。
気を抜かないことが大事です。

2.受付

受付は、面接開始10分前にしましょう。
遅刻しないように早く来る人もいますが、早すぎはあまり良い評価にはなりません。

また、もしも約束の時間に遅れそうなときは、必ず連絡を入れましょう。
最悪、面接を受けられなくなります、

対策

早く到着しそうな場合は、時間調整をして受付するようにします。

出来れば、事前に一度ルートとかかる時間の確認をしておくことをすすめます。

注意点

雨の日は傘の取り扱いに注意が必用です。
傘は、必ず雨を切ってたたみましょう。

傘入れのビニールがある場合は、利用してオフィス内に雨を持ち込まないようにします。

雨の日の面接で良くあるのが、びしょ濡れになった傘をオフィス内で持ち歩いていたり、受付の待合がびしょ濡れになっている事があります。

一般常識を疑われないように気をつけましょう。

3.待合室での過ごし方

待合室には、大体企業のパンフレットや事業に関係のある物が展示してあったりするので、それを見て待ちましょう。

椅子に座って待っているのが普通ですが、展示品を見て待っていても問題ありません。

良くないのは、無断でその場を離れることです。
いつ担当者が来ても良いように待っていましょう。

暇だからといってスマホを利用するのは良くありません。

対策

10分程度なので、スマホの電源を切ってその場で待機しているのが一番無難です。

注意点

しつこいようですが、スマホの電源は必ず切ることです。
忘れてしまって、面接中に鳴ったら最悪です。

4.入室の仕方

面接は、殆どの場合面接担当者が呼びに来るので一緒に入室する様になることが多いです。

その場合、案内されるがままに入室する事になりますが、一緒に担当者と入室するとしても、ひと言『失礼します』と声をかけると良いです。

面接官が、最初に入室している場合はドアをノックして『どうぞ』という声がかかってから入室します。
その時も、『失礼します』は言いましょう。

対策

一番緊張するところです。
面接官は、最初の印象を見るのでとても大切な場面です。

対策は焦らないことです。
時間ギリギリだと、焦りやすいので10分前には受付をして、じっくりと時間を待ちましょう。

注意点

緊張は誰でもします。
焦って失敗しても、そこで終わりではありません。
上手くいかなくても、諦めないこと。

5.席の選び方と座り方

席は、指定が無い場合は下座の入り口に一番近い席を選びます。
イラストでは④の席です。

部屋の作りによって車椅子などの利用により④を選べない場合は、この限りではありません。
採用担当が対応するので従いましょう。
面接席次

対策

どのようなレイアウトでも、基本一番入り口に近い場所と覚えておきましょう。

注意点

席が解ったからと言って、即座らないこと。
椅子の横に立ち薦められてから席に着きます。

6.荷物

バックや傘など荷物がある場合は、指示があれば指示に従っておいてください。

席に余裕がある場合は、席を使ってくださいと薦められます。

担当者が、荷物の対応をどうするか見たい場合は、わざと指示をしません。
こう言う場合は、勝手に置くのではなく、足下の椅子の横に置くようにします。

大体は、置く場所を薦めてくれます。

対策

基本足下に置くと覚えておきましょう。

注意点

荷物は最低限にする

7.挨拶

挨拶は、簡単で良いです。

かしこまる必用もありません。

「○○ ○○です。よろしくお願いします。」

こんな感じで、簡潔に簡単で良いです。
この方が好印象です。

対策

特にありません。強いて言うならば笑顔を忘れないようにしましょう。

注意点

長く、お礼を言う人がいますが必要ありません。
面接官は、仕事です。

8.履歴書・職務経歴書の渡し方

履歴書や職務経歴書を事前に渡せない場合は持参します。

タイミングは挨拶が終わった後で、自己紹介をする前に渡しましょう。
書類は封筒に入れて折れ曲がったり、シワにならないように持参しましょう。

封筒は、手渡しなので無記名で良いです。

渡すときは、「履歴書等書類です。」などと、簡単に言葉を添えて渡しましょう。
この時、ナビゲーションブックや自分トリセツを一緒に渡す場合は、そのことも伝えましょう。

「履歴書とナビゲーションブックです。」など簡単で解れば良いです。

特に、ナビゲーションブックは採用に繋がる大切な内容なので、必ず言葉に出した方が良いです。
無言で渡すのだけはNGです。

*JIERオリジナル履歴書がダウンロード出来ます。

障がい者の履歴書は一般の履歴書では記入するところが不足しています。

障がい者用に作成した当メディアのオリジナルの履歴書がダウンロード出来ます。
一緒に書き方がありますので、参考にしてみてください。
【フォーマットDL】障がい者の履歴書と職務経歴書の書き方

*JIERオリジナルのナビゲーションブックのテンプレートがダウンロード出来ます。

必用な事だけをまとめ、採用担当者に解りやすく作られています。

書き方とテンプレートはこちらです。参考にして作成してください。
ナビゲーションブックの説明と作り方とテンプレートダウンロード

対策

折れたりシワにならないように、クリアファイルに挟んで持って行きましょう。

注意点

タバコを吸う人は注意してください。
吸いながら作成すると、匂いが移っています。

これは、タバコが駄目なのでは無く気遣いです。

9.自己紹介

自己紹介は、要点を絞って簡潔に話しましょう。

一般の面接では、自己PRの場としてスキルや経験を話すと書籍などで解説されている事が多いですが、面接まで進んだと言うことは書類選考で確認済みです。

解っている事を詳細に繰り返す必用はありません。

もし、担当者が書類で解らない事があり聞きたいことがあれば、このあと質問してきます。

なので、ここで話す内容は基本の名前と最終学歴、前職などで趣味や特技があれば入れても良いです。

この時、見ているのは話し方やしぐさ等から解る人間性です。
スキルや経験が凄く良くても、人間性が劣っていたり印象が悪い人を採用しません。

ただし、障がい者枠の正社員で採用ポジションが明確な場合は、一般枠と同じようにスキルや経験を中心にPRします。
特に、書類では書き込めない様な詳細を伝えられるようにしましょう。

対策

文章に起こして、暗記するのが一番良いです。
暗記をすることで、自信が付き安心するので緊張が和らぎます。

注意点

たまに、緊張して勝手に話し始める人がいます。
私は、大目に見ますがチェックしている人もいます。

基本は、担当者に「自己紹介をお願いします。」と言われてから話してください。

Pointは笑顔を忘れないようにする事と、ゆっくり話す事です。

自分では、普通のスピードだと思っていても、緊張していると早口になりやすいです。

笑顔を意識すると、自然にゆっくり話せますよ。

10.障害者枠の面接で必ず聞かれる5つの質問|回答例と対策

ここでは、面接で必ず聞かれるだろう5つの質問と、その回答例と対策を解説します。

質問の内容が良く解らなかったり、聞こえなかった場合は聞き直しましょう。聞き直すことは失礼ではありません。質問内容を把握しないで話す方が、よっぽどマイナスです。

また、障がいへの質問などで答えたくない場合は、答えなくても良いです。ただし、無言は駄目です。話したくないと伝えれば問題ありません。

知識のある担当者であれば、最初に答えたくない内容の質問は答えな無くて良いと伝えてくれます。

必ず聞かれるだろう5つの質問

  1. 自己紹介
  2. 志望動機
  3. 前職(現職)の退職理由
  4. 障害に対する必要な配慮
  5. 自己PR

質問1.自己紹介

面接官が自己紹介から知りたいことは、「人柄」「コミュニケーションスキル」「話をまとめて話せるか」です。

質問例
自己紹介をお願いします。
回答例
本日は、貴重な時間をありがとうございます。私、○○ ○○と申します。前職(現職)は、障害者として○○株式会社の人事部で労務のサポート事務を○○年していました。この経験を御社の人事部で貢献させて頂けるので無いかと考えています。本日はよろしくお願い致します。

対策
自己紹介は、氏名と職歴を間単に1分以内にまとめて話す。

面接官は、第一印象から人柄、コミュニケーションスキルを見ています。簡潔に話をまとめて印象を良くすることが対策になります。

質問2.志望動機

面接官が志望動機を聞くのは、「入社意欲があるのか」「長く働いてくれそうか」は、もちろんですが、障害者雇用枠の「募集内容を理解しているか」の確認もあります。

質問例
今回、弊社の求人に応募していただいた理由を教えてください。
数ある求人の中から弊社に応募された理由を教えてください。
回答例
求人で募集していたポジションが今までの経験やスキルで貢献出来るのでは無いかと言うことと、御社の障害者の採用実績を確認して安心して働けると思ったからです。

対策
求人を選ぶとき、会社名や条件だけで選んでいませんか?

面接官が障害者雇用枠の採用で一番気にしていることは、求人へのミスマッチです。いくら入社意欲があって、長く働きたいと応募者が思っても、本人が希望している働き方やポジションと求人の内容が合っていないことが早期退職の理由で一番多いからです。

例え条件で選んだとしても、面接前にしっかり募集している人材について再確認しておきましょう。

質問3.前職(現職)の退職理由

障害者雇用枠の採用で退職理由を聞くのは「同じ理由で即退職する可能性が無いか」と言うことからです。特に体調や障害が理由なのか知りたいからです。

質問例
退職した(する)理由について教えて下さい。
回答例
前職(現職)では、通勤に1.5時間掛かっていました。最初の○年は良かったのですが、障がいがある足に負担が掛かるようになり、ここ数ヶ月は痛みがひどくなりました。そこで、今後のことも考え長く安定して働けるように自宅から1時間以内の会社に移りたいと考えました。

対策
退職の理由が障害である場合、面接官は「大丈夫かなぁ」と思うこともあります。それを打ち消すのには医師の意見書を用意すると効果的です。

質問4.障害に対する必要な配慮

面接官が障害に対する必要な配慮を聞く理由は、会社として何が出来て、希望する配慮に答えることが出来るか確認したいからです。

質問例
仕事上、障害への必要な配慮があれば教えてください。
回答例
私は、毎月定期通院があります。1日は掛かりませんが、毎月半日ほどお休みを頂きたいです。

対策
面接官は、採用をしたいと思って質問をしています。配慮が多いと採用されないのではないかと考えずに、必要な配慮は全て正直に伝えましょう。配慮が難しければ採用されませんが、配慮が出来ない企業に入社しても良いことはありません。

質問5.自己PR

障害者雇用枠の採用で、面接官が自己PRを聞く理由は、「自社で活躍できる」イメージをする為です。

質問例
自己PRをお願いします
あなたの強みを教えてください
成功体験を教えてください
回答例
私の強みは、粘り強いことと探究心です。何事にも理由と結果があると考えています。仕事も同じで、失敗してもその原因を探求して同じ失敗を繰り返さない努力をします。また、健全な社会生活のためにワークライフバランスを大事にします。

対策

自己PRは、結構難しいですが、成功体験を完結に伝える事が良いでしょう。出来れば具体的な方が伝わりやすいと思います。

11.障がいについて聞かれた場合

担当者が知りたいのは、必用な合理的配慮についてです。

どのような配慮が必用で、企業として対応が可能かというところが判断基準になります。
なので、詳しく答えましょう。

ですが、当日面接の場で上手く伝える事が出来るか不安ですよね。
そこで、活躍するのがナビゲーションブックです。

担当者に見て貰いながら、口頭で説明をしましょう。
それで、完璧です。

対策

事前にナビゲーションブックを作り込みましょう。
ナビゲーションブックの説明と作り方とテンプレートダウンロード

注意点

必用な配慮を書きすぎると、採用に不利では無いかと遠慮して書く人がいますが、後で困るのは自分です。

企業が出来る事は全て対応して貰うように全て書くようにしましょう。

12.聞いてはいけない7つの逆質問と聞くべき逆質問

逆質問は、最初の自己紹介と共に自分をPRする事に利用が出来ます。ですが、聞いては行けない逆質問もあるので、聞くべき逆質問と一緒に紹介します

まず、最初は聞いてはいけない逆質問です。

面接の逆質問で聞いていけない事は、「社会人として常識を疑われる内容」や「少し調べれば解る内容」などです。

内容によっては、評価をかなり落とすことになるので慎重に質問内容を考えておきましょう。ここでは、聞いてはいけない逆質問の例として7つ紹介するので参考にしてください。

1.社会人として常識を疑われる内容の逆質問

面接では、その人の内面もしっかり見ます。当然、企業の一員として適しているか見ています。

悪い逆質問例

  • 急に休む場合はどうしたらよいですか
  • 面接官は入社して何年目ですか

このような逆質問は、休む事前提でやる気や入社したいという誠意を感じません。また、関係の無い面接官本人への質問は非常識です。

2.「Yes」「No」で答えられる逆質問

面接官への質問が単調で即回答が終わるのはNGです。面接官はコミュニケーション力もチェックしているので、単調な逆質問では無く、思慮深く考えた逆質問を用意しましょう。

難しい場合は、5W1Hを基本に考えると良い逆質問が出来ます。

3.調べれば簡単に確認出来るような内容の逆質問

企業のwebサイトやインターネットで検索すれば解る様な内容を逆質問で聞いてしまうと、「弊社への入社希望ってそんなもの?」と判断されかねません。

悪い逆質問例

  • 御社の従業員数は何名ですか
  • 拠点は何カ所ありますか
  • 主力製品は何でしょうか

これは、評価を一気に下げる逆質問です。事前に調べておけば解ることなので、面接を受ける企業の基本情報くらいは把握しておきましょう

4.最初からマイナス印象を感じさせる逆質問

マイナスな印象を与える逆質問は面接官に悪い印象を与えてしまいます。

悪い逆質問例

  • 体力の自信がありません。月にどれくらい休めますか
  • コミュニケーション能力が低いと言われますが大丈夫でしょうか

傷害特性上、仕方ないこともありますが、働けるという判断から求人への応募をしたので、ここでマイナスな印象を与えると、面接官は「何で応募したのだろう?働くのにはまだ早いかな?」などの印象を与えてしまうかもしれません。

5.採用を前提とした逆質問

たまにいますが、採用を前提とした逆質問はマイナスです。

自信過剰、同僚とコミュニケーションが上手く取れるだろうか、などと受け取られる可能性があります。

悪い逆質問例

  • 私の良いところを活かせる部署や仕事はありますか
  • 将来的に私のキャリアは伸ばせるのでしょうか

一見、やる気があるようですが、自信過剰・図々しいなど、面接官への印象は良くないでしょう。

6.労働条件や福利厚生に関する逆質問

労働条件や福利厚生については、応募前にwebサイトや求人を紹介するサービスで調べることは出来ます。

それを怠り、面接で逆質問にすると、仕事は二の次?自分の権利だけ?仕事やる気あるのかな?などと仕事への意欲の低さが懸念されてしまいます。

悪い逆質問例

  • 正社員にはいつなれますか
  • 社員のベネフィットについて詳しく教えてください

気になることかもしれませんが、調べれば解ることなので逆質問では聞くのを辞めておきましょう。

7.雑な逆質問

聞くことがないからといって適当な逆質問はマイナスです。

悪い逆質問例

  • この企業の強みは何ですか
  • この仕事のやり甲斐を教えてください

このような逆質問なら、しない方が良いです。その場合、「特に私からは質問はありません。」と伝える方が好印象です。

注意点

担当者が説明した事と同じ内容を質問しては駄目です。
また、企業の製品やサービスなどについても聞くべきではありません。

知っているべき事なので、質問をするだけマイナスになります。

また、昇給や有給休暇や、ボーナスなどについても聴かない方が良いです。
求人に情報は書かれています。

13.退室の仕方

全てが終わり、退室する時は「ありがとうございました。」とお礼を言ってから席を立ちます。

椅子を元に戻して、荷物を持って入り口から退出します。
その時一礼して出るようにしましょう。

多くの担当者は、エレベーターホールかエントランスまで見送りをする事が多いですが、気にする必用はありません。

注意点

エレベーター内や、受付などは社員がいます。
来るときと同じで、どこで誰が見ているか解らないので気を抜かないこと。

14.面接後の大切なこと

面接は退室して終わりではありません。来たとき同様に受付やエントランスでは、あなたを見ている人がいるかもしれません。

帰りも最寄り駅までは気を抜かずに真っ直ぐ変えるようにしましょう。

障がい者の面接の同行について

私の場合、支援者の同行は断ります。

理由は、採用後は1人で出社し仕事をしてもらいます。

1人で面接が難しい場合、仕事も1人では難しいのかもしれないと思うからです。

どうしても同行が必用な場合は、理由が明確であれば受け容れます。

その場合、雇用時の合理的配慮の一環としてヘルパー等を利用する事も検討しますが、同時に採用課題としても検討になります。

まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございました。

如何でしたでしょうか、これで障がい者の面接マニュアルと対策は終わりです。

以前の私自身もそうでしたが面接が慣れている人は少ないでしょう。
大小の差はあっても、誰もが緊張をすると思います。

就職や転職がかかっていて失敗したくないとなれば当然です。
また、障がい特性や性格によっても対面して話をするのが苦手な人もいます。

でも、面接は事前に用意をする事で、ある程度対策が出来ます。
出来る事は可能な限りやっておき後悔の無い面接に望んでください。

JIER Inc.は障がいのある人の面接を応援します。

どうしても面接に自信が無い方へ

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どうしても面接に自信が無い方は、転職サイトのエージェントサービスを利用すると良いですよ。模擬面接であなたの弱いところを明確にして対策をすることが可能です。何度も模擬面接を繰り返すことで自信が付き本番でも落ち着いて面接が出来るようになります。

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KumagaiKumagai
就職・転職アドバイザー

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